ロマンス小説&コミックを読み始めて、気がつけばもう6~7年たちました。
これまでに読んだロマンスは100冊以上…と思ったら、本棚を整理したらゆうに200冊ありました。電子書籍もいれたらもっと?
「こんな本読んだっけ?」「どんなお話だっけ?」というものもたくさん💦
ブックオフで同じ本を買ってしまったり、電子書籍サイトで期間限定のものを何度も購入してしまうことが増えてきてしまいました。
読書記録もかねて、読み終えたロマンス小説&コミックについて一言レビューをストックしていきたいと思います。
あの日の風が恋しくて
ハーレクイン・ライブラリの96円セールで購入、スーザン・ウィッグス作。これは、面白そう!と読み始めは期待したんですが、途中で読むのに飽きました。残念。
ヒロインはイタリア系の明るい女の子、ヒーローは病弱なお金持ちの別荘族の男の子。子どものころに出会った二人は、ヒーローが別荘を訪れる夏の間だけの仲良し。やがて恋心が芽生え…というお話なんですが。
ヒロインとヒーローの子ども時代はちょっと秘密の花園チック。でも、なにか出来事があって、二人は仲たがいをしたのか、別れたんですね、大人になって再会するところからお話が始まります。
この、ある出来事が物語の中盤すぎまで明らかになりません。ちょっとひっぱりすぎ。叙述トリックじゃないんだからさ。と思ってしまった。(2020年11月読了)
薬屋のひとりごと
原作は日向夏作のライトノベル。こばとが読んでいるのは倉田三ノ路作画のサンデーコミックス版です。9巻が発売されてRentaで購入ついでに、1巻から読み返し。今、中国の宮廷もの、流行ってますよね!
女の子が男装したり、美人なのにメガネをかけて不美人なふりをしたり…という設定がツボなんですよね~。花街の薬師に育てられたヒロインは本当は美人なんですが、虫よけのためにわざとそばかすを入れたりしています。たまに美人になるシーンにきゅんとしちゃいます。
で、ヒーローも本当はいわくつきの高貴なお立場なんだけど、後宮に出入りするために宦官のふりをしているんです。ヒーロー&ヒロインがWでツボを押さえてくる!という。
中国の宮廷を舞台にした殺人事件の謎解きとか、権力争いとかのストーリーなんですが、段々とヒーローがヒロインへの恋心を自覚してロマンス色も濃くなっていきます♡
でも、ヒロインはヒーローを宦官だと思っているからね(笑)
小説のコミカライズなので、どうしても原作ほどトントンとお話が進みません。かつ、原作もまだ進行中なので、いったい何巻まで買えばいいのか、先が見えないのが悩みどころです。
コミックの続きが気になってつい、原作のライトノベルをポチッとしてしまったんですが、う~ん、日本語の誤用が目立つんです。若者言葉とかじゃなくて、明らかに間違ってるのに、校正かけてないのかな。残念です。
でも、ストーリーは面白いし、コミックで読むのがおすすめです! サンデーコミックスでは日本語も直されてます、さすがに。(もうひとつの、ガンガンコミックのほうは読んでないのでわかりません)
*しかも、11月から原作がKindle Unlimitedに登場してますよ…定価で買ったばっかりなのに悔しい…orz
(2020年10月読了)
令嬢ヴェネシア
ブックオフの100円コーナーで見つけたジョーゼット・へイヤー。
ジョシュ・ラニヨンの「ドント・ルックバック」の中に主人公の愛読書としてへイヤーのロマンス小説が出てきます。その小道具使いが絶妙に効いていて。ちょうど、読みたいなと思っていたんでしたジョーゼット・へイヤー。。
*「ドント・ルックバック」の中に出てくるのは、令嬢ヴェネシアではないのですが。
へイヤーといえばロマンス小説の大御所中の大御所で、読みごたえがあるけれどずっしり重たいヒストリカル、というイメージだったんですが、個人的には「令嬢ヴェネシア」は大当たり。
古典だから最後まで二人の関係は清らかなんだけど、ヒーローとヒロインの会話や距離感から恋心が伝わってくる感じが、よかった♡ こばとの本棚に永久保存の1冊!(2020年10月読了)
永遠の旋律
実力派といっていいのかな? キャット・マーティン作のヒストリカル。これもハーレクイン・ライブラリの96円セールです。ほんと毎日チェックしてるよ。
「花嫁の首飾り」というシリーズ作品らしいけれど、これだけ読んでも大丈夫でした。ヒロインは芯が強く、ヒーローはたくましくかつヒロインのことが大好きで、ヒストリカルだけどすいすい読めました。(2020年10月読了)
涙は隠して
これもハーレクイン・ライブラリの96円セール。ケイト・ヒューイッド作のイマージュ。
母親の再婚相手からお金目当てと誤解され、家を追われた過去のあるヒロイン、義兄ヒーローとの再会愛です。実は純真なヒロインが大人の女性となっての再会に、ヒーローも惹かれる心を抑えきれず…という。たまに読みたくなる王道ハーレクインが96円で読めて満足。(2020年10月読了)
猫と紅茶とあの人と
ハーレクイン・ライブラリで96円セールだったベティ・ニールズ。紅茶よりコーヒー飲んでたよ、というレビューがいくつもあったけど、普通に紅茶も飲んでたよ。(2020年10月読了)
いきなりドハマり ジョシュ・ラニヨン
kindleで知って2020年9月末~10月にかけて読みまくってしまいました。
もう、本当に他が手につかなくなるくなるくらい(笑)それくらい面白かった。
スマホで小説を読むのに疲れてついにkindleペーパーホワイトを買ってしまったほど…。
はじまりは、Kindle Unlimitedで読んだこの本です。
ロマンスです、でも、M/Mという海外発の男性同士のロマンス(BL)です。
記憶喪失の主人公が刑事から横領の疑いをかけられる…というミステリ仕立て、主人公と大学時代からの親友と、刑事との三角関係が、ものすごくリアル。大人が読んでも読みごたえありましたよ!
「ドント・ルックバック」のほかに、代表作の「アドリアン・イングリッシュ」全5巻もKindle Unlimitedで月額980円の読み放題プラン内で読めました。1冊1,000円以上する翻訳ロマンスが読み放題で読めるなんて、むっちゃお得感。
レビューはのちほどじっくり書きたいです!(2020年10月読了)
罪深きワルツ
貧乏ヒーロー×大富豪ヒロインという異色のカップリング。
もともと、さちみりほさんのコミック版は読んだことがあったんですが、コミック版の完成度が高くて、むっちゃ面白くって。原作をチェックするのを忘れていました。
(コミック版ってページの都合で、わりと慌ただしかったり物足りなく感じることが多くて、そういう時は原作もチェックすることが多いのです)
今回、たまたま原作を目にして、試し読みでめくってみたら、文章のテンポがよくって!
思わず購入。強くて賢いヒロイン。表紙も好みです♡
ヒストリカルって、とっかかり重たく感じることがありますが、ところどころコメディタッチで描かれていて、すっと読めちゃいます♪
花嫁市場の身代わり候補
普段なら惹かれないゴテゴテしたタイトルではありますが、立ち読みがすいすい読めたのでハーレクイン・ライブラリの96円セールで購入。ペニー・ジョーダンの再来と言われるジェニー・ルーカス作です。
ベースとなるストーリーはぜんっぜん捻りのない展開でしたが、キャラで読ませる感じかな。
傲慢すぎるぞ…!というヒーローも多いシークものですが、こちらのヒーローは理知的でステキです。ヒロインも素直でかわいかった。ヒロインが街に出て民衆から支持されるシーンで、ちょっと篠原千絵の「天は赤い河のほとり」のイシュタルを思い出したりしながら読みました。ぜんぜん違うお話ですが。(2020年9月読了)
なかがわさとるさん、これまでハーレクインにはちょっと絵柄が若すぎかなーという印象だったんですが、このヒーロー、骨太な感じに描かれていて、目の保養ですね♡
仮面の女
ハーレクイン・ライブラリの96円セールでポチっと購入。
お堅い教師ヒロインと、プレイボーイのヒーローが仮想パーティーで一夜の…というお決まりのストーリーなんですが、人気作家ローリー・フォスターならではのセクシーな感じが効いてます。翻訳は安定の新井ひろみさん。最初から最後までぐいっと読ませてくれました!
そしてこちら、白泉社で活躍していた少女漫画家の山口美由紀さんがコミカライズ♡
こちらも間違いなしです!!
コメディかファンタジーの印象が強い山口美由紀さんとローリー・フォスターの組み合わせはちょっと意外でしたが、明るいセクシーさが上手に描かれていて、もうさすがです。ちなみにコミックは、電子書籍サイトRenta!で購入しました♪(2020年9月読了)
異国の王子さま セット
むかーしRenta!で1冊無料で読めるキャンペーン中に、はじめて読んだハーレクインが「異国の王子さま」でした。リン・グレアム節の怒涛のロマンス♡ Kindle Unlimitedで再読しました。(2020年6月読了)
記憶喪失のヒーローが登場する3話目はやや失速かな。
裏切りのハネムーン 三人の無垢な花嫁
絵が古いけどハーレクインにはぴったりだと思う麻生 歩さん、特にリン・グレアムの純真ヒロインと傲慢ヒーローを書かせたらハマるのなんのって。ミニシリーズで、2冊目3冊目は違う作家さんがコミカライズを担当していますが、1作目だけKindle Unlimitedで読めました。(2020年6月読了)
無垢な薔薇のめざめ
無垢な薔薇のめざめ (ハーレクインコミックス)
著者:荻丸雅子 原作:ナタリー・アンダーソン
この人の本は割とチェックしています、荻丸雅子さん。情緒あるタイトルとつやっぽい表紙に期待してハーレクインライブラリでポチッと。(ハーレクインライブラリは新刊の入荷が早い&ポイント還元率が高いときがあるのでほぼ毎日チェックしてます!)
ハーレクインには本当によくある”トラウマを抱えたプレイボーイヒーロー”を純真なヒロインが愛して癒すというお話。立ち読み部分はわりと面白かったんですが、そのままなんのひねりもなくお話が終わってしまった感じでちょっと残念!!
起承転結の転が弱いというか…これは原作と作家さんとの相性もイマイチだったのかなーという印象です。再読はないかも…。(2020年5月読了)
愛さないで!
愛さないで! (ハーレクインコミックス)
著者:荻丸雅子 原作:カレン・ヴァン・デア・ゼー
「無垢な薔薇のめざめ」を読んだころにちょうどAmazonの読み放題プラン「Kindle unlimited」にラインナップしていた荻丸雅子さんの旧作を発見。この作品は多分荻丸さんのハーレクイン作品の中で読者レビューがダントツ高評価なんじゃないかな。
何年か前にRenta!で48時間レンタルしたか、auの読み放題ブックパスで読んだのか、記憶が定かではないけれども(どっちもかも)読むのは2回目か3回目。
正直、最初に読んだときはハーレクインにハマったばかり、ドラマチックな展開のお話に惹かれがちで、この作品のラストをちょっとだけ残念に思った記憶があります。
でも、「愛さないで!」がほかのハーレクインと一線を画しているのは、よくある”奇跡”が起きないハッピーエンドだから、なのかなと今回読んで改めて思ったりして。
ヒロインが同じ秘密を抱えて苦しむ「仮面の花嫁」(サラ・モーガン&藤田和子のゴールデンタック!)では奇跡が起きて、それはそれでおとぎ話として完成していて好きなんだけど。
「愛さないで!」は派手さはないんだけど、本棚にずっととっておきたいロマンスだなあ、と思いました。(2020年5月読了)
どうしよう、何度目かだけど、よ、読みたい!!
再会は炎のように
著者:ルーシー・ゴードン 訳:澤木香奈 (ハーレクイン)
「再会は炎のように」はハーレクインライブラリの日替わり96円セールで購入。身分違いの若い二人が恋に落ちて、赤ちゃんができて…と「帰らざる日々」を彷彿とさせるかんじに期待ふくらみます。
最後までおもしろく読んだんですが、読んでいてイマイチ感情移入できなかったのは翻訳のせいかなあ…。訳として間違ってはいないんでしょうけれども、小説としてはやや固いというか、情緒がないんですよね~。ハーレクインってこの翻訳者の上手下手がちらほらある気がします。ちょっと残念!(2020年5月読了)
2019年発行、わりと最近ですね。知らなかった!
ベテラン岡田純子さんの描く表紙の二人、原作のイメージぴったり♡
本の表紙画像は、こばとも愛用中のAmazonまたは電子書籍サイトのRenta!から(アフィリエイトシステムを利用して)お借りしています。試し読みができるものもあるので、気になる本があればぜひ表紙をクリックしてみてくださいね♪
*ハーレクインライブラリ&ブックパスもよく利用しているのですが、表紙画像を借りて紹介できるシステムがないので…。