「鬼ロマ」ってなに?ハーレクイン用語解説

こちらのページでは、ハーレクインならではの用字用語を解説します。
知るとハーレクインがもっと楽しくなること間違いなし♪お気に入りのジャンルが見えてきたら、タグから逆引きにも役立ちます。

シークレット・ベビー

そんなに簡単に妊娠・出産できる!?…と、ときどき思ってしまうほど、王道中の王道。いえ、好きなんです。シークレット・ベビー。

つまり、ヒロインがヒーローに秘密で子どもを産み・育てているというお話です。別れた後に妊娠に気がついたり、ヒーローが子どもを望んでいない(と勘違いしたり)と、子どもの存在が秘密だった理由はさまざま。

そしてハーレクインでは、(ヒーロー&ヒロインが子ども時代に不遇だったという設定も多いですが)基本的に子どもは大切にされます。
子どもの存在を知ったヒーローが父親として子どもに会いたい&暮らしたいと求めるうちに、2人の愛が再燃…という展開が定番中の定番。

”シークレット・ベビー”を読むなら…

「あの夜の代償」サラ・モーガン

パーティーで出会って一夜を共にしたヒロインとヒーローが数年後に助産師と産科部長として再会。実は、ヒロインには彼の子どもがいて…こばとの大好きな1冊!

あの夜の代償
あの夜の代償
「嘘と秘密と白い薔薇」さちみりほ/マーガレット・ウェイ

シングルマザーとして働くヒロインの元に、VIP顧客として訪れた男爵。学生時代、旅行中に恋に落ち身分違いを理由に別れを告げられた相手で…。しっとり大人の再会愛ですが、息子がかわいいアクセントに♡

嘘と秘密と白い薔薇

嘘と秘密と白い薔薇

「ひと夏のシンデレラ」星合操/リン・グレアム

交通事故をきっかけに、加害者の娘と被害者の息子になってしまったヒーロー&ヒロインの再会愛。ヒロインを誤解しているヒーローの傲慢っぷりがみどころです!

ひと夏のシンデレラ 異国の王子さま I

ひと夏のシンデレラ 異国の王子さま I

「情熱は罪」ペニー・ジョーダン

義理の妹を愛しながらも、気持ちを抑え続けていたヒーロー。ある日一線を越えてしまうけれど、転倒しその記憶を失ってしまい…記憶喪失とシークレット・ベビー両方満喫できる1冊!

情熱は罪

情熱は罪

契約結婚

「愛情はないけれど、お互いにメリットがあるから結婚しよう」というところからはじまるストーリーも多いです。
契約結婚の理由は、何歳までに結婚していないと遺産を受け取れない、とか。
仕事で大きな取引をまとめるには家庭持ちの堅実な人間であることが条件だ、とかが定番。

お互いイヤイヤ結婚したけれどいつのまにか惹かれ合っていく…という展開もあれば、ヒロインはもともとヒーローに片思い、契約結婚後、表向きパートナーとして過ごすうちに、ヒーローがヒロインの魅力に気がついていく…という展開も。

”契約結婚”を読むなら…

「仮面の花嫁」サラ・モーガン

贅沢なくらしのために結婚したとヒーローから誤解されているヒロインが、実はとってもピュア。 サラ・モーガンの王道ストーリーと、藤田和子さんの華やかな絵の相乗効果でとっても完成度の高い1冊。読んで損なしです!

仮面の花嫁

仮面の花嫁

「湖の秘密」ベティ・ニールズ

不治の病で余命わずかの娘がママを欲しがっている、と病院の教授から妻に抜擢された看護学生のヒロイン。少女の命がつきるまでの契約結婚に承諾し、残りの日々を少しでも楽しいものにしてあげようとするが…少女が亡くなったあと、教授との関係は?

湖の秘密

湖の秘密

鬼ロマ

これはいわゆる、ヒーローが鬼畜なロマンス。(…であってるよね?)これも、ハーレクインには多いです!

ヒーローはたいてい、大富豪で、ハンサムで、仕事ができるタイプ。それなのに、人柄がね…。カッとなりやすくて、誤解しやすくて、すぐにヒロインを責める。徹底的になじる。嫉妬する。
ヒロインを軽蔑しているのに、求める気持ちを押さえられなくって、燃え上っちゃう(笑)

ひたすら逆境に耐えるヒロインと、最後に誤解に気がつくヒーローのカタルシス。ハーレクインの大御所、ペニー・ジョーダンとかリン・グレアムが得意なパターンですね。水戸黄門なみにお決まりの展開なのに、つい読みたくなるから不思議です。

”鬼ロマ”を読むなら…

「秘密の恋人」ミランダ・リー

年齢差を気にして、ヒロインとの関係を秘密にしつづけるヒーロー。公にしないくせに、ヒロインの男友達には嫉妬が抑えきれず…という、愛ゆえにとはいえ、本当にヒーローはひどい男でした!

秘密の恋人

秘密の恋人

「恋の代役」ペニー・ジョーダン

姪が年上の男性に熱をあげていると聞き、2人を引き離すために奥手のヒロインはセクシーなドレスで姪の恋の相手を誘惑します。ヒロインをふしだらな女と誤解したヒーローとの恋の行方は…?

恋の代役

恋の代役

シーク

”シーク”というのは、アラビアの族長を指す言葉なのだそう。いわゆ砂漠の国の王様・王子様とのロマンスです。

つまり、身分違いの恋、いわゆるシンデレラ・ストーリーが王道パターン①。立場や文化の違いゆえの誤解なんかが、お話を彩ってくれます。
あとは、ヒロインのほうも実はお姫さまというケースも。政略結婚が絡んだりして、王道その②。
そのほかに、シークだけど医師だったり軍人のいわゆるセカンドキャリアを持っていて、その仕事を通してヒロインと恋に落ちる、というパターンもあったり。

ハーレクインって、イギリス・アメリカ・オーストラリアが三大舞台なんだけれども、(発行部数が多い順なのかしら?)なぜかヒーローはギリシャ人、イタリア人、そしてシークも人気が高いですね。男らしい男性にちょっと強引に口説かれる、みたいなシチュエーションが読みたいときに♡

”シーク”を読むなら…

「砂漠の姫君」サラ・モーガン

ひとり敵対する部族のシークの元へ男装して乗り込むヒロイン。民を救うため、自分と政略結婚をしてほしいと頼みに…健気なヒロインにヒーローが心つかまれていきます。

砂漠の姫君【特典付き】

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こばとはハーレクインはRenta!で読むことが多いです。そのほか、auやAmazonの読み放題プランも利用しています。